横手市は横手城下を流れる横手川の内側を内町（士族町）、その外側を外町（商人家町）として栄えてきました。

鍛冶町は旧羽州街道沿いの商人家町にあり古くは五日町と呼ばれていました。後に鍛冶町に町名変更しましたが、その町名が示す通り市場が立ち並ぶ商工業の中心として発展し、現在に至る商店街の起源となっています。

横手市の送り盆の屋形船、梵天祭りの初願講、雪の芸術、どれも鍛冶町商人が深く関わりその心意気で始まったと言われているように、職人気質で熱い情熱が町と商売を支えています。

南北に約４００ｍの道沿いに多種多様な業種が並び、地元密着で真摯で暖かいやりとりが商売の基本と考える商店の集まりです。

２３年前から始まった「こんぴらはらがけ祭り」も地元と子供たち、家族を繋ぐ架け橋の祭りとして実施している商店会の大きな事業です。